「食」による女性の健康維持
2012年4月に東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)大学院医歯学総合研究科に設立された寄付講座「女性健康医学講座」は、茨城県および茨城県厚生農業協同組合連合会のご支援を受け、2020年4月に「茨城県地域産科婦人科学講座」として新たなスタートを切りました。
お知らせ
-
2024年9月18日☆ 40代50代「更年期にさしかかる女性」が知っておきたい「医療との上手な付き合い方」とは?
▼OTONASALONE(主婦の友社のWEBメディア)に、寺内教授の取材内容が掲載されました。
https://otonasalone.jp/429676/
☆ 40代50代「これって更年期?それとも老化?」「この症状で病院に行っていいの?」線引きは
https://otonasalone.jp/438813/ -
2024年6月17日放送された内容は、WEB記事で確認できます。
▼NHKで「出血が止まらない 更年期だからと思ったら…子宮体がんだった」が放送され、寺内教授が番組制作に協力しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240614/k10014479731000.html
-
2024年4月30日☆テレビ放送
▼寺内教授がNHK・Eテレ『きょうの健康「女性の心と体の不調①更年期障害 治療最前線」』に出演します。
本放送 5月13日 午後8時30分~8時45分 Eテレ
再放送 5月20日 午後12時00分~12時15分 Eテレ
☆インターネット配信
「本放送」の翌日14時ごろから本放送終了1週間後まで、インターネット配信の予定もあります。
●TVer https://tver.jp/
●NHKオンライン どーがレージ https://www.nhk.or.jp/d-garage/
※ 災害などで放送日時が変更・休止になることがあります。詳細はNHK・Eテレ「今日の健康」HP( https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/ )をご確認ください。 -
2024年1月11日2024年3月3日(日)御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにおいて開催する「第29回日本女性医学学会ワークショップ」のお申し込みは、下記サイトより受け付けています。
▼第29回日本女性医学学会ワークショップの参加登録が始まりました
https://www.kwcs.jp/jmwh29ws/pre.html
2023
-
2023年10月30日2023年11月12日(日)WEBライブ配信にて、寺内教授を会長として、
▼第16回抗加齢ウィメンズヘルス研究会を開催します
第16回抗加齢ウィメンズヘルス研究会開催します。
詳しくは下記をご覧ください。
http://anti-aging-wh.kenkyuukai.jp/event/event_detail.asp?id=60909
▼寺内教授がソウルで開催された第28回韓国女性心身医学会に招かれ、
"Psychological Aspects of the Menopause"と題して特別講演を行いました。
▼NHKで「20代30代で直面する更年期障害」が放送され、寺内教授が番組制作に協力しました。
WEB特集記事「若い世代で直面する“更年期障害” 早発閉経 」にもコメントが掲載されています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231019/k10014227721000.html
▼寺内教授がバリ島で開催された第9回アジア太平洋閉経学会(9th Scientific Meeting of the Asia Pacific Menopause Federation)に日本を代表して参加し、 "Estrogen Deficiency, Oxidative Stress, and Bone Loss in Postmenopausal Women: Protection by Antioxidants" "Isoflavones and S-Equol for Women’s Midlife Health" の2つの講演を行いました。
-
2023年10月17日2024年3月3日(日)御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにおいて、寺内教授を実行委員長として、第29回日本女性医学学会ワークショップを開催します。
▼第29回日本女性医学学会ワークショップを開催します
詳しくは下記をご覧ください。
・https://www.joseikenko.com/img/top/231017.pdf
(出典:「日本女性医学学会ニューズレター Vol.29 No.1 Sep.2023」
・https://www.kwcs.jp/jmwh29ws/index.html
(「第29回日本女性医学学会ワークショップ」HP) -
2023年9月1日PTSDの国際的な専門家であるハイファ大学(イスラエル)のリアット・ヘルプマン先生によるストレスと心的外傷に対する神経内分泌学的反応の性差等に関しての講演です。
▼2023年9月20日・茨城県地域産科婦人科学講座主催「女性心身医学講義」を開催します【要申込・40名定員先着順】
詳細:https://www.joseikenko.com/img/top/230901.pdf
2022
-
2022年3月23日
最近様々なメディアで更年期の問題が取り上げられるようになりました。以下のウェブ記事は寺内教授が最近監修したものです。
▼NHK みんなのプラス みんなの更年期
更年期とは いつから?症状は?男性も?ポイントまとめ (nhk.or.jp)
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0029/topic062.html
▼くすりと健康の情報局
女性ホルモンの周期的な“揺らぎ”を知り上手な付き合いを|くすりと健康の情報局 (daiichisankyo-hc.co.jp)
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/selfcare/femalehormones_for100/01.html
注意したい女性ホルモンが関連する不調や病気とは|くすりと健康の情報局 (daiichisankyo-hc.co.jp)
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/selfcare/femalehormones_for100/03.html
更年期症状がつらい人は医療機関に相談し、家族とも話し合いましょう|くすりと健康の情報局 (daiichisankyo-hc.co.jp)
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/selfcare/femalehormones_for100/05.html
▼教えて!ドクター@輝きクリニック
教えて!ドクター@輝きクリニック~これって更年期なのでしょうか?~ | 輝きプロジェクト (kagayaki-project.jp)
https://www.kagayaki-project.jp/lifestyle/study/2021-1001-2/
更年期を迎えたら、かかりつけの婦人科をもつ!?<前編> | 輝きプロジェクト (kagayaki-project.jp)
https://www.kagayaki-project.jp/lifestyle/study/2021-1102/
更年期を迎えたら、かかりつけの婦人科をもつ!?<後編> | 輝きプロジェクト (kagayaki-project.jp)
https://www.kagayaki-project.jp/lifestyle/study/2021-1202/
ホルモン補充療法ってどんなことをするの?<前編> | 輝きプロジェクト (kagayaki-project.jp)
https://www.kagayaki-project.jp/lifestyle/study/2022-0102/
ホルモン補充療法ってどんなことをするの?<後編>~治療を受けられないケースは? 乳がんとの関係について~ | 輝きプロジェクト (kagayaki-project.jp)
https://www.kagayaki-project.jp/lifestyle/study/2022-0202/
プレ更年期ってなに? | 輝きプロジェクト (kagayaki-project.jp)
https://www.kagayaki-project.jp/lifestyle/study/2022-0302/ -
2022年3月14日
寺内教授の研究グループによる論文 "The Inverse Correlation of Isoflavone Dietary Intake and Headache in Peri- and Post-Menopausal Women" が栄養学の国際誌 "Nutrients" (オンライン版)に発表されました。
https://www.mdpi.com/2072-6643/14/6/1226/html
この論文は、周閉経期・閉経後女性の頭痛が食餌からのイソフラヴォン摂取と負に相関すること、すなわちイソフラヴォン摂取量の多い女性では頭痛が少ないことを多重ロジスティック回帰分析により明らかにしたものです。 -
2022年2月28日
尾臺助教・寺内教授らの研究グループによる論文 "Sleep apnea in postmenopausal women is associated with joint pain severity and fatigability: : a cross-sectional study" が北米閉経学会の機関紙 "Menopause" (オンライン版)に発表されました。
https://journals.lww.com/menopausejournal/Abstract/9000/Sleep_
apnea_in_postmenopausal_women_is_associated.96803.aspx
この論文は、ポータブル・モニタリング装置を用いて閉経後女性の睡眠時無呼吸の客観的パラメータを評価し、それらが更年期女性に多く見られる関節痛や疲労感と関連することを多重ロジスティック回帰分析により明らかにしたものです。
2021
-
2021年12月24日
ウェブサイト「NHK首都圏ナビ」に寺内教授への取材内容が掲載されました。
「更年期 症状自覚も病院行かないが6割 医師“1人で解決はやめて”」
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20211224a.html -
2021年9月1日
国立長寿医療研究センターとの共同研究の結果が発表されました。
「中高年女性におけるホットフラッシュの有症率 および不眠症状との関連」
https://www.ncgg.go.jp/ri/report/20210902.html?fbclid=IwAR2U1_nbtmBDmVsE0MQn SxTIin6bV_Tl31LmcIyDDKJhlcgA1DgT8qHeC88 -
2021年6月1日
寺内教授らの研究グループによる論文 "Independent association of palpitation with vasomotor symptoms and anxiety in middle-aged women" が北米閉経学会の機関紙 "Menopause" (オンライン版)に発表されました。
https://journals.lww.com/menopausejournal/Abstract/9000/Independent_associat ion_of_palpitation_with.96949.aspx
この論文は、更年期女性に多く見られる動悸症状が、年齢、閉経状態、あるいは心拍変動解析により得られた自律神経活動度とよりも、むしろ血管運動神経症状および不安症状と相関することを、多重ロジスティック回帰分析により明らかにしたものです。 -
2021年4月8日
週刊新潮「男と女の『更年期障害』解決編」に、寺内教授の取材内容が掲載されました。 -
2021年4月1日
週刊新潮「男と女の『更年期障害』」に、寺内教授の取材内容が掲載されました。 -
2021年3月24日
朝日新聞朝刊医療面「どうしました」に、寺内教授への取材内容が掲載されました。 -
2021年2月5日
日本経済新聞夕刊に、寺内教授のインタビュー記事が掲載されました。
その前
-
寺内教授・尾臺助教らの研究グループによる論文 "Depressive symptoms in middle-aged and elderly women are associated with a low intake of vitamin B6: a cross-sectional study" が栄養学の国際誌 "Nutrients" (オンライン版)に発表されました。
https://www.mdpi.com/2072-6643/12/11/3437
この論文は、更年期女性に多く見られるうつ症状が、ヴィタミンB6の摂取量と逆相関することを世界で初めて明らかにしたものです。 -
「東京医科歯科大学更年期外来(周産・女性診療科)」のFBを始めました。
https://www.facebook.com/kounenki.tmdu/ -
寺内教授の研究グループによる論文 "Daily Coffee and Green Tea Consumption Is Inversely Associated with Body Mass Index, Body Fat Percentage, and Cardio-Ankle Vascular Index in Middle-Aged Japanese Women: A Cross-Sectional Study" に関する記事「コーヒー・緑茶が血管年齢を若返らせる?」が、「ダイヤモンド・オンライン」に掲載されました。
-
寺内教授・尾臺助教らの研究グループによる論文 "Severity of subjective forgetfulness is associated with high dietary intake of copper in Japanese senior women: A cross-sectional study" が栄養学の国際誌 "Food Science & Nutrition" (オンライン版)に発表されました。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/fsn3.1740
この論文は、日本人更年期女性に多く見られる「物忘れし易い」という症状が、銅の摂取量と関連することを世界で初めて明らかにしたものです。 -
寺内教授の研究グループによる論文 "Daily Coffee and Green Tea Consumption Is Inversely Associated with Body Mass Index, Body Fat Percentage, and Cardio-Ankle Vascular Index in Middle-Aged Japanese Women: A Cross-Sectional Study" が栄養学の国際誌 "Nutrients" (オンライン版)に発表されました。
https://www.mdpi.com/2072-6643/12/5/1370/htm
この論文は、コーヒー・緑茶を1日1杯以上摂取する習慣がある40~65歳の女性は体重(体格指数)や体脂肪率が低く、動脈硬化指数が低いことを初めて報告したものです。 -
2012年4月に東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科に設立された寄付講座「女性健康医学講座」は、茨城県および茨城県厚生農業協同組合連合会のご支援を受け、2020年4月に「茨城県地域産科婦人科学講座」として新たなスタートを切りました。
-
日経ARIAアカデミー「女性ホルモンと正しく付き合う」に、寺内教授のインタビュー記事第3回「更年期治療HRTはリスク? 福音? 最新知識を得る」が掲載されました。
https://aria.nikkei.com/atcl/column/19/010900147/030600008/?i_cid=nbparia_sied_pol_oyalist
-
寺内教授が3月3日(火) 22:00-23:00 NHK BSプレミアム「美と若さの新常識『美しく生きる!更年期の秘密』」に出演します。
-
日経ARIAアカデミー「女性ホルモンと正しく付き合う」に、寺内教授のインタビュー記事第2回「更年期症状を悪化させるスーパーウーマンシンドローム」が掲載されました。
https://aria.nikkei.com/atcl/column/19/010900147/020700005/?i_cid=nbparia_sied_pkl_cback
-
日経ARIAアカデミー「女性ホルモンと正しく付き合う」に、寺内教授のインタビュー記事第1回「物忘れ、集中力の低下、眠れない…これも更年期症状」が掲載されました。
https://aria.nikkei.com/atcl/column/19/010900147/010900002/?i_cid=nbparia_sied_psealist
-
寺内教授の研究グループによる論文 "Effects of Grape Seed Proanthocyanidin Extract on Vascular Endothelial Function in Participants with Prehypertension: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Study" が栄養学の国際誌 "Nutrients" (オンライン版)に発表されました。
https://www.mdpi.com/2072-6643/11/12/2844
この論文は、ブドウ種子由来ポリフェノールのプロアントシアニジンが正常高値血圧を示す男女において、上腕動脈の脈波伝導速度と増分弾性係数をプラセボに較べて有意に低下させることを初めて報告したものです。プロアントシアニジンによって動脈硬化が改善した可能性を示唆しています。 -
寺内教授の研究グループによる論文 "Bone Mineral Density in Premenopausal Women Is Associated with the Dietary Intake of α-Tocopherol: A Cross-Sectional Study" が栄養学の国際誌 "Nutrients" (オンライン版)に発表されました。
https://www.mdpi.com/2072-6643/11/10/2474
この論文は、日本人閉経前女性の骨密度が食品からのヴィタミンE摂取量と相関することを初めて明らかにしたものです。ヴィタミンEの持つ抗酸化作用が骨密度を正に制御する可能性を示唆しています。 -
寺内教授の研究グループによる論文 "Chilliness in Japanese middle-aged women is associated with anxiety and low n-3 fatty acid intake" が国際閉経学会の機関誌 "Climacteric" (オンライン版)に発表されました。
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/13697137.2019.1653841
この論文は、日本人更年期女性に多く見られる「冷え」症状が、不安症状およびn-3(ω-3)脂肪酸の摂取量と関連することを世界で初めて明らかにしたものです。不安による交感神経系の緊張が末梢循環を阻害して冷え症状の原因となる可能性、および魚類に多く含まれるn-3脂肪酸の摂取が末梢循環を改善して冷え症状を緩和する可能性を示唆しています。 -
寺内教授がマニラで開催された第7回アジア太平洋閉経学会(7th Scientific Meeting of the Asia Pacific Menopause Federation)に日本を代表して参加し、"The Asia-Pacific Perspective: Real-World Practice and Management of the Menopause in Japan" "Is the combined transdermal estradiol and micronized progesterone the better and safer MHT?" の2つの講演を行いました。
-
寺内教授の研究グループによる論文 "Severity of hot flushes is inversely associated with dietary intake of vitamin B6 and oily fish" が国際閉経学会の機関誌 "Climacteric" (オンライン版)に発表されました。
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/13697137.2019.1609440
この論文は、更年期女性に多く見られるホットフラッシュが、ヴィタミンB6の摂取量と逆相関することを世界で初めて明らかにしたものです。脂ののった魚を多く食べてヴィタミンB6を摂取することによりホットフラッシュが軽減する可能性を示唆しています。 -
寺内教授の研究グループによる論文 "Unsalted tomato juice intake improves blood pressure and serum low‐density lipoprotein cholesterol level in local Japanese residents at risk of cardiovascular disease" が国際誌 "Food Science & Nutrition" (オンライン版)に発表されました。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/fsn3.1066
この論文は、北海道栗山町民男女472人にデルモンテ食品無添加トマトジュース1日平均100mL以上を1年間にわたり飲用していただき、前後の健康診断データを比較したものです。トマトジュースの飲用により、正常高値血圧または高血圧を有する方の血圧が有意に低下し、また脂質異常症を有する方のLDLコレステロールが有意に低下しました。
この結果は、Wiley Newsroomにも特集記事として取り上げられました。
-
寺内教授の研究グループによる論文 "Dizziness in peri- and postmenopausal women is associated with anxiety: a cross-sectional study" が日本心身医学会の機関誌 "BioPsychoSocial Medicine" (オンライン版)に発表されました。
https://bpsmedicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13030-018-0140-1
この論文は、更年期・老年期の女性に多く見られるめまいが、不安症状と関連することを明らかにしたものです。不安症状の改善がめまいの緩和に、まためまいの改善が不安症状の緩和につながり得ることを示唆しています。 -
寺内教授の研究グループによる論文 "Muscle and joint pains in middle-aged women are associated with insomnia and low grip strength: a cross-sectional study" が国際女性心身医学会の機関誌 "Journal of Psychosomatic Obstetrics & Gynecology" (オンライン版)に発表されました。
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/0167482X.2018.1530211
この論文は、更年期・老年期の女性に多く見られる筋関節痛が、握力低下および不眠症状と関連することを明らかにしたものです。不眠症状の改善が筋関節痛の緩和に、また筋関節痛の改善が不眠症状の緩和につながり得ること、それらによってさらに筋力の向上がもたらされる可能性があることを示唆しています。 -
ホームページをリニューアルしました。
-
日本経済新聞2月7日夕刊に寺内教授のインタビュー記事が掲載されました。
-
寺内教授の研究グループによる論文 "Normal/high-fat milk consumption is associated with higher lean body and muscle mass in Japanese women aged between 40 and 60 years: a cross-sectional study" が国際誌 "BMC Women's Health" (オンライン版)に発表されました。https://bmcwomenshealth.biomedcentral.com/articles/
10.1186/s12905-018-0525-0
この論文は、(1)普通・高脂肪乳を摂取するミドルエイジ女性では摂取しない女性に較べて筋肉量が多いこと、(2)低脂肪乳ではこのような差が見られないこと、(3)普通・高脂肪乳には含まれるが低脂肪乳には含まれないヴィタミンD摂取量が筋肉量と相関すること、を横断研究により示した論文です。 -
寺内教授の研究グループによる論文 "Effect of soy lecithin on fatigue and menopausal symptoms in middle-aged women: a randomized, double-blind, placebo-controlled study" が国際誌 "Nutrition Journal" (オンライン版)に発表されました。https://nutritionj.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12937-018-0314-5
この論文は、更年期女性によく見られる易疲労感に対するリン脂質補充療法(lipid replacement therapy)に関する世界初の報告で、高用量の大豆レシチンが疲労感を有する日本人ミドルエイジ女性の活力を増すだけでなく拡張期血圧と動脈硬化度を低下させることを、二重盲検ランダム化比較試験により示しています。 -
2017年11月4日~5日に大阪で開催された第32回日本女性医学学会学術集会において、寺内教授らのグループが、「地域住民のトマトジュース摂取が健康診断指標に与える効果に関する検討」と題する発表を行いました。それによれば、北海道栗山町民472人に1年間にわたり1日平均100mL以上の「デルモンテ 食塩無添加トマトジュース」を飲用してもらったところ、未治療の正常高値血圧または高血圧を有する対象者の血圧が有意に低下し、また未治療の脂質異常を有する対象者のLDLコレステロールが有意に低下しました(収縮期血圧:141±12 mmHg→137±16 mmHg、拡張期 血圧:83±10 mmHg→81±11 mmHg、LDLコレステロール:155±23mg/dl→150±25 mg/dl、平均±標準偏差)。トマトジュースにはリコピンをはじめとする様々な機能性成分が含まれており、寺内教授らはこれらの成分が血圧低下やLDLコレステロール低下に寄与したのではないかと考えています。
-
寺内教授が第37回産婦人科漢方研究会学術集会において、優秀演題賞を受賞しました(演題名:「高血圧・正常高値血圧を示す更年期女性に対する桂枝茯苓丸エキス顆粒と閉経期ホルモン療法との効果の比較」)。
-
寺内教授が6th Scientific Meeting of the Asia Pacific Menopause Federationにおいて、Best Oral Awardを受賞しました(演題名:"Muscle and joint pains in middle-aged women are associated with insomnia and low grip strength")。
-
寺内教授の論文 "Feelings of unattractiveness in peri- and postmenopausal women are associated with depressed mood, poor memory and unsatisfactory sexual relationships" が国際閉経学会の機関紙 "Climacteric" (オンライン版)に発表されました。http://www.tandfonline.com/doi/full/
10.1080/13697137.2017.1293647
この論文は、日本人ミドルエイジ女性の自己魅力意識低下に寄与するのは年齢・閉経の有無・体型などではなく、うつ・記憶力の低下・性的関係に対する不満であることを報告したものです。 -
寺内教授の研究グループによる論文 "Higher intake of cryptoxanthin is related to low body mass index andbody fat in Japanese middle-aged women" が欧州閉経学会の機関紙 "Maturitas" (オンライン版)に発表されました。http://www.sciencedirect.com/science/
article/pii/S0378512216303486
この論文は、詳細な栄養摂取調査を基に、日本人ミドルエイジ女性の低体重・低体脂肪率に関連する栄養素が、調査した98種類のうち唯一βクリプトキサンチンのみであったことを報告したものです。βクリプトキサンチンの摂取と体組成が関連することをヒトにおいて世界で初めて示した研究になります。 -
寺内教授が日本産科婦人科学会第68回学術講演会International Sessionにおいて、Good Poster Awardを受賞しました(演題名:"Palpitation in middle-aged women is associated with anxiety")。
-
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科女性健康医学講座は第2期を迎え、寺内公一が教授に、廣瀬明日香が助教(兼任)に、それぞれ就任しました。
-
寺内准教授が週刊朝日2016年2月12日号「新・名医の最新治療」に取り上げられました。
-
寺内准教授の研究グループによる論文 "Low-dose isoflavone aglycone alleviates psychological symptoms of menopause in Japanese women: a randomized, double-blind, placebo-controlled study" がドイツ産科婦人科学会の機関紙 "Archives of Gynecology and Obstetrics" (オンライン版)に発表されました。http://link.springer.com/article/10.1007/s00404-015-3849-0
この論文は、低用量の大豆イソフラヴォンアグリコン(1日25mg)を8週間摂取することにより更年期女性のうつ症状・不眠症状が改善することを、世界で初めて報告したものです。 -
第44回日本女性心身医学会優秀演題賞を受賞しました2015年7月26日、都内で開かれた『第44回日本女性心身医学会学術集会』において、寺内准教授が『中高年女性の自己魅力意識低下は抑うつ気分・記銘力低下・性生活に対する不満と関連する』と題した発表を行い、優秀演題賞を受賞しました。
-
寺内准教授がNHK EテレのTVシンポジウム「大人女性が輝くために~心と体のバランスを調える~」に出演予定です。(2015年8月1日(土) 午後2:00~午後3:00放送予定)
-
トマトジュース研究が「日経ヘルス8月号」「Prevention.com」に取り上げられました→詳しくはこちら(日経ヘルス8月号)
→詳しくはこちら(Prevention.com) -
Yahoo! Japanに記事が掲載されました「トマトジュース」が血中の中性脂肪を下げることが明らかに!
期待される効果とは?
-
寺内准教授の研究グループによる論文 "Tomato juice intake increases resting energy expenditure and improves hypertriglyceridemia in middle-aged women" が国際栄養学雑誌 Nutrition Journal(オンライン版)に発表されました。
http://www.nutritionj.com/content/14/1/34
この論文は、ミドルエイジ女性が200 mLのトマトジュースを1日2回朝夕食前に摂取することにより、更年期の諸症状改善に加え安静時のエネルギー消費が増加し、さらに血清中性脂肪高値が改善することを世界で初めて明らかにしたものです。
→詳しくはこちら -
6月27日に開催されるNHKエデュケーショナル健康フォーラム「大人女性が輝くために」に、寺内准教授がパネリストとして出演予定です。入場無料ですが、事前の参加申込が必要です。
-
「ミセス」5月号「ようこそ、「ミセス外来」へ」に取材記事「50代女性の不眠」が掲載されました。
-
11月22日に平子理沙さん、魚住りえさんと出演した「ビューティー・カレッジ '14秋 第2部 エイジング・ケアの部」の内容が読売新聞に掲載されました。(12月5日大阪本社版、12月8日西部本社版、12月22日東京本社版)
-
「もっと輝く!女性ホルモン入門」のご案内「40代からの輝きプロジェクト」ホームページの右中ほどに「もっと輝く!女性ホルモン入門」があります。
「もっと輝く!女性ホルモン入門」には「セミナー実施一覧(今後のセミナー予定)」と、寺内の講演内容をweb上でご覧いただけます。
講演内容の閲覧には会員登録が必要(無料)です。
→「40代からの輝きプロジェクト」はこちら
第6回 3/1分の動画が追加されました -
寺内准教授の論文 ”Effects of grape seed proanthocyanidin extract on menopausal symptoms, body composition, and cardiovascular parameters in middle-aged women”(ブドウ種子プロアントシアニジン抽出物の更年期症状・体組成・心血管パラメータに対する効果について)がNorth American Menopause Society(北米閉経学会)の機関誌”Menopause” 2014年9月号に掲載されました。
http://journals.lww.com/menopausejournal/Fulltext/2014/09000/
Effects_of_grape_seed_proanthocyanidin_extract_on.14.aspx
この論文は、ブドウ種子由来ポリフェノールのプロアントシアニジンがミドルエイジ女性に対して
(1)更年期の身体・精神症状を改善する
(2)血圧を低下させる
(3)筋肉量を増加させる
などの有効性を持つことを世界で初めて報告したものです。 -
平成25年度日本女性医学学会優秀演題賞を受賞しました2013年10月18日、都内で開かれた『第5回アジア太平洋閉経学会学術集会(APMF)』において、寺内准教授が『The Effects of Grape Seed Proanthocyanidin Extract on Menopausal Symptoms, Body Composition, and Cardiovascular Parameters in Middle-aged Women(ブドウ種子由来プロアントシアニジンの更年期症状・体組成・心血管パラメータに対する効果について)』と題した発表を行い、平成25年度日本女性医学学会優秀演題賞を受賞しました。
なお発表内容が「40代からの輝きプロジェクト」ウェブサイトに特集されています。
http://www.kagayaki-project.jp/features/2013/11.html -
朝日新聞に掲載されました寺内准教授が取材を受けた記事が、2013年3月5日(火)の朝日新聞生活面に掲載されました。
※この記事は、朝日新聞社の承諾を得て掲載しています。無断複製禁止。 -
ホームページを開設しました
-
様々な領域における女性の身体的・精神的機能の加齢による変化と、食品・薬品およびそれらに含まれる生理活性物質が与える影響についての研究を行ってまいります。→茨城県地域産科婦人科学講座とは
-
更年期障害や骨粗鬆症の診療、中高年女性の抑うつ・不安・不眠の特性、閉経後骨粗鬆症の病態生理に関する研究などを行ってまいりました。→教員のご紹介
-
医師による診療と管理栄養士による健康・栄養教育とを組み合わせた「系統的健康栄養教育プログラム」を実施しています。→診療のご案内
講座に関する連絡先
東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)
大学院医歯学総合研究科
茨城県地域産科婦人科学講座
〒113-8510
東京都文京区湯島1-5-45
東京科学大学(旧 東京医科歯科大学) 3号館20階
TEL/FAX03-5803-4605
月・火・木 9:00~17:00
(担当:中山、齊藤)
Link